うちのガラクタ

古びたモノが好きです。日常の捕って付けたようなモノ・コトの紹介です。

295 フリマにバザー




先月帰省してみたら、実家が雨漏りの被害にあっており。
壁紙張り替えのため業者が入るんで、そのために本棚や食器棚を動かすのを手伝うことになりました。
それにしても棚の上や中から現れる膨大な物・物・物。
これじゃ本棚なのか、食器棚なのか、飾り棚なのか、まるで区別できない置物の数々。
「こんなに物を置いておかないで、少しは処分したら・・・・」と母へ推言するも。
「好きで置いてあるんだから。なにか文句ある、あんた!」と逆に凄まれ、たじたじとなる。

確かに!

セレブにはセレブの、ヤンキーにはヤンキーの、うちの母にはうちの母の・・・・・、
誰もがその人なりの、物に対する愛着と心地よさがある。
必要な物、いらない物の価値観は、まさに人それぞれです。
ただセンスのベクトルが異なるだけなのだろう。
そして、どうやら自分も、母の、あの溜めこみ癖の血をしっかりと受け継いでいるのだろうか。
ときどき「物欲大権現!」の首がもたげ出します。
体育の日の今日は、各地でいろいろなイヴェントがあるので、実にやばい感じです。
フリマもあるのかな?と探してみたら、やはりありました。
部屋のなかの整理や不要物の処分をおなざりのまま、さらなる置物を求めフリマへと向かうのであった。


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 ● 小金井の自動車教習所を利用した「ムサコフリーマーケット」も今回で7回目。

近ごろは、教習所の広い敷地を利用したフリマが盛んです。


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 ● 教習所という場所柄か、警察・消防などによるデモストレーションも同時に行われます。

ダミー人形を用いた人体救助。
振動車の室内空間で、強度の地震を体感できる。
そして、消防車のカゴに乗り高所に上り、消防士の視点も楽しめたりと。
趣向を凝らしたものも多いです。

ここのフリマは初めてだけど。
家庭内の不要生活品、古着の処分が目的の一般参加者がほとんどで、少なからず業者らしき人たちもみかけます。
フリマということもあって、一応お得感ある値段設定ながら。
ひとり者の自分にとっては、一般家庭で家族で使うもの、子どもの身のまわりのものなど、まったくもってどうでもいいような、縁のない物ばかりが並んでいます。
朝一で行くも、よく訪れる骨董市などとは異なり、物探しに向ける気持ちが一向に湧き立たない。


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 ● ドイツやポーランドの食器が並んだブース。

ドイツにいた方が、滞在時使っていた食器類。
奥方の趣味で蒐めた食器を処分ということで今回フリマに初出店。
新聞紙が透けた薄地のカーテンは爽やかで、食器も色映えしてみえる。
なかなか素敵な演出です。
手描き模様が素朴な民芸調のポーランドの食器は、ドイツ国境付近でドイツのやきものの影響のもと発展した窯元ながら、現代ではドイツでも結構な人気を呼ぶシリーズらしい。
ポーランドの陶器は、青い四角い鉢のもので1,000円ぐらい。
切り子のジョッキは蓋部分がピューター製。
陶製の水差し、白磁皿は、いずれもドイツ製。


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 ● 民族風なお土産人形、郷土玩具などみられたブース。

若いお兄さんのブース、細かな品がたくさん並んでいます。
幾分古びた郷土玩具は、以前誰かの棚を飾っていた置物でしょうか?
九州は日奈久地方の雉子車や鶉車、
一刀彫の土佐犬、
沖縄の爬竜船、
兵庫県長田神社の追儺鬼面(伏見焼)、
狆(赤い首輪の犬は伏見か?)、
張子の首振り虎、土天神も関西のものか?
中華風の獅子頭や、台湾高砂族のサバニ(船)を模した土産品。



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 ●  土人形    犬; 62×28×高さ36ミリ、  神馬; 65×25×高さ48ミリ。

そんな玩具のなかから今回選んでみたのが、小さな犬コと馬コの土人形で、各200円を、二つで200円 にしていただきました。
犬コ 馬コともに、ざらついた土型で素朴な絵付けです。
犬コは、はじめ、秋田の八橋あたりの東北のものかと思いましたが、腹には串穴が開き、伏見の鉛筆書きがありました(ただし伏見ではないと思う?)
馬コは三巴の社紋ということ、大阪の住吉踊りを模した風俗人形やぴんぴん鯛(住吉人形)と同じく妙に質朴な風合で、記述の通りこちらは住吉人形の神馬でビンゴのようです。


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 ● 盛り笊      竹製    225×174×高さ30ミリ。
   カトラリー入れ  籐製    255×90×高さ55ミリ。

こちらは3点100円コーナーでした。
玉子形の盛り笊は、ひとむかし前流行ったような類のうつわです。
縁と耳は籐製、アクセント的に染め竹を周しています。
カトラリー入れは、籐材を着色し薄くニスがけしており、けっこう固いつくりです。
多分100均で売られている類の外国製品とおもいます。

となり町の小金井のフリマを後にし、つづいて小平へと移動する。


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 ● 第12回KODAIRAわいわいバザール     都立小平特別支援学校にて。

今回は雨に直接降られないように、一階ピロティー部分での開催でした。
福祉関連の出店でいっぱいで、生徒さんの出し物もたくさんあって大盛況です。
手製の看板に「世界一楽しい」とあるように皆さん実に楽しそう。


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 ● 校内はすべてバリアフリー、長い斜路のスロープが延々のびています。

校内での活動内容のボードなど、ユニークな展示コーナーもたくさん見られます。


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 ● さすがに”わいわい!” すごい人出です。

先のフリマを遙かに圧巻させる物量で、2階体育館で開催の古着販売コーナーでは、女物、和服、男物、子供物と、それぞれ環状にゴミの山のように盛り上げられております。
100円、500円のそれぞれの山に、あたかも定置網をとり囲む漁師のように、人々が群がり、お目当ての品を漁っています。
古着会場同様、老若男女入り乱れ、靴・鞄コーナーもすごいことになっています。
SALEを超える、これぞバザーの底力。
フリマなんてまるでお呼びじゃない凄い流れです。
人々の物欲のパワーを真に感じさせる瞬間です。

見ているだけで余りにも人酔いしそうな危険さを感じ(雰囲気はもう十分味わった)早々にパスすることにしました。
自分の物欲も、この人たちからみたらまるで小権現以下ですか。
お釈迦様も五欲の一つに物欲を説いていることも頷けます。

日用品・食器・雑貨コーナーも結構な人出ながら、こちらは多少は心得のある分野。
挑戦してみるのもありかと、いらない物が多すぎる(お前が言うのか(>_<))なかから選んでみたのがこの2点です。

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 ● 珍味皿     青磁    5客1揃     112×50×高さ28ミリ。
   ぐい呑     焼締    径49×高さ41ミリ。

笹葉形の豆皿の底には、富士清水のマーク。
家の桔梗形小鉢にもこのマークが付いていたけど、どうやら深川製磁という現代の有田の窯元らしい。
木箱に入った皿包みが4個しかなく、訊くと ”死に繋がり縁起が悪い” ということで100円にして下さいました。
(家で荷解きしてみたらちゃんと5客完璧に揃っていました、失礼しました)
この手のちいさなうつわが好きです、飲み会でのままごと遊びも楽しめそうです。

ぐい呑のほうは、本来は徳利とセットだったものが後嫁となった模様。
少し凝りすぎたかたちをした同じ手の徳利(まるで魅力的でないもの)が別に売られていました。
値がついてなかったこのぐい呑、問うと50円という(その値段でパスする自分の性格がとても嫌いです)
さらにごそごそやきものの山を漁っていくと、なかから同じぐい呑がもうひとつ出現しました。
今度は20円の値札で即決です。

このところ控えていた独酌でしたが、先月帰省してからは釣魚を酒の肴に、すっかり以前同様リセットされて晩酌タイムを愉しむようになりました。
飲みのときは、こまごまとうつわを使いたくなりいけません。
今晩はこの皿に塩辛を盛り焼酎で飲る予定です。独酌120円セット一回の使用で充分元がとれそうです。(^_^)


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 ● 本日は420円の世界となりました。



またしてもお安く100均ブログに逆戻り、かたじけない。  (-_-;) 



  1. 2016/10/10(月) 23:03:05|
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