うちのガラクタ

古びたモノが好きです。日常の捕って付けたようなモノ・コトの紹介です。

014 ニョクマムのビン


 黄色いキャップの尖りビンは、ヴェトナムの魚醤ニョクマムのビンです。近頃では一番口になじむのは、年齢的なものもあり、やはり和風味となりました。昔は結構アジアン・エスニック味が好きで、すっかりはまっていた時期がありました。現在みたいにどこのスーパーでも手軽に簡単に、ココナツミルクやナンプラー(タイの漁醤)などが販売されていませんでしたから。このニョクマムも、当時はアメ横のセンタービル地下の食品街<エスニック食材店集合>まで、買いに行ったはずです。東南アジアには、タイのナンプラー、カンボジアのタックトレイ、ヴェトナムのニョクマムのように魚醤がいろいろ見られます。自家製や量産のものなど併せると日本の醤油並みに味の世界が拡がります。アジア風の麺に少し入れるだけで、味にぐっと深みが増し一歩向こうの味に近づきます。日本にも地域によっては、キビナゴやハタハタから作ったショッツル、イカから作ったイシルなどの魚醤がみられ、こちらも汁物などの調理に使うととても美味しいです。

 このニョクマムビンには魚が描かれた素朴なラベルがついていたはずです。資源ゴミに出そうとわざわざラベルを剥がして洗ってみると。いびつに歪んだガラスが美しくあらためて捨てずにとっておいた模様。、食器棚の奥に隠れるように置いてありました。何とも我ながら貧乏くさいというか。同じように洗ったのに取り置きしてしまった似たようなビンが、部屋を探せばまだまだ出てくるはずです。所謂コレクターアイテムとして水飴や雲丹ビン、その他のガラスビン蒐集の世界もマニアには在るのですが。自分の場合はほとんどフィーリングで取り置きしています。 取り置きしたビンも自分ぽいっというか、現代のものでも妙に気泡が残っていたり、いびつに歪んだものが多く。そんなところが、どこか本人に似ているように思います。


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 ● 黄色いキャップのニョクマムビン ガラス、高さ;180ミリ

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 ● 底に、”BIEN THOM HUNC THANH ” の文字


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 ● こちらはおまけ、金魚の本表紙
『流跡』、朝吹真理子、新潮社より


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 ● キューピードレッシングのビン
キャップに穴を二つあけ学生時代より食器洗剤入れとして使っています。



 
  1. 2013/05/18(土) 19:33:31|
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