うちのガラクタ

古びたモノが好きです。日常の捕って付けたようなモノ・コトの紹介です。

013 東京都知事賞・かめ印丸揚バケツ


 便利な世の中になりました。100円均一ショップなどでかなりのモノが売られるようになりました。ほんのひと昔前に比べると質の程度さえ問わなければ何でも安く手にはいるようになりました。家を越したとき、風呂場の湯のかき混ぜ棒が欲しくて100均へ寄りました。木製の製品がありましたのでついつい手が伸びて購入。風呂を沸かし一混ぜ掻き回したら、ぼろりと先がとれました。ネジを回せば折れるドライバー・・・しかり。いまは品質管理も進み、100均でもこんな粗悪製品ばかりじゃないのでしょうが。やはり工具類や金物は100均では不安です。こんなものまで100円の値段で売られているとおもうと、ついつい手が伸びてしまうことも多々ありますが。経済構造の縮図の陰に、どこかの国の誰かが苦労して作っている、そんな場面が想像されます。消費経済のポイ捨てに加担せず、必要なモノを適切にわきまえ購入するのが地球に優しい生き方なのかも知れません。
ミニマムに利便性に囚われずの生活に時にあこがれますが。しかい現状は部屋の中にいらないモノが多すぎる生活です。友達とのドライブのBGMで、良く聴いた「いらないモノが多すぎる・・・♪」というブルーハーツの曲のリフレイン。「いつも本当にスミマセン」とそのときは反省するのでした。旅のパッキングでは荷物を出来るだけコンパクトに工夫するものの。日々の生活では、ついついモノの所持が豊かさとはき違えてしまい、部屋の中がモノで溢れかえっています。このままではいずれゴミオジサンと化して身動きがとれなくなりそうです。

今回はバケツです。云わずと知れたブリキのバケツ。現在ではプラスチック製が主流ですが、一度硬い床に落としてバケツが割れ、水浸しとなった苦い経験があります。おなじブリキのバケツでも現在のモノとは異なりブリキの厚みが違うのか、ずっしりと重いです。小学校の頃は木造校舎でした。飛び出した釘の頭でズボンを破るような重たい木製の学校椅子。そして学習机。そんな大きさも型もバラバラな机や椅子を教室の片隅に除け、こんなブリキのバケツに水を張り、固く絞ったぞうきんで当番の仲間と一列に並び拭き掃除した思い出があります。

何十年も昔のバケツですが商標のラベルが珍しく残っていました。以下はラベル文より


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 ● 珍しく残っていた『かめ印丸揚バケツの』のラベル


かめ印丸揚バケツの特徴

一、厳重な調査に合格した材料で使う身になって造られています
一、新案釣手の使用により、はずれたり衣類を破ったりしません
一、亜鉛を厚くつけてありますから錆びません
一、継目や底の補強輪が半ダ止めでないからこわれません
一、他品の数倍水持ちしてお徳です
一、水質の悪い地方には特に好適
一、三年間保証の愛用カード付

かめ印丸揚バケツ 朝顔型1号、丈夫なバケツ 商工大臣賞、株式会社 東京生活金物製作所。
容量;8立 口径;295粍、底経;175粍、深サ;185粍


質実剛健 堅牢無比 頭が下がる思いのする立派な製品です。
三年間保証は、現在の家電製品の一年間保証とくらべ。製品の自信に満ちています。

*追伸、使用後は水をよくきっておきましょう。錆びます!


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 ● 『かめ印丸揚バケツ 朝顔型1号』 


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 ● 新案釣手部分写真、 手に優しい板にアールをつけた持ち手


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 ● 宝塚少女歌劇団の昔の絵葉書から 「バケツを持つ天津乙女」
 出典;『明治がらくた博覧会』、79頁、林丈二著、晶文社より
 何故かバケツを持っています??


TJ05 -17s

 ● 洗濯物をいれたバケツを頭に乗せた少女
 Hiliamaeta, Nias, Sumatra, INDONESIA 1992


  1. 2013/05/18(土) 12:46:33|
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