うちのガラクタ

古びたモノが好きです。日常の捕って付けたようなモノ・コトの紹介です。

072 ものもらい 02 蚊取り具








 ここ数日、やっと秋の気配が感じられる気候になってきました。
熱かった夏はもちろんのことですが、この時期でもまだまだ蚊が多く出ます。
特に夕方以降の時間帯、蚊の動きも活発になっているように感じます。
昨晩は虫対策をしないまま寝込んでしまい、手足の指の間など、本当にむず痒い場所を中心に蚊に刺され、痒さに悶絶した一夜でした。


 丁度備品が切れていたところでしたが、今回は展示で使用したという「蚊取り具」の新品を頂きました。 痒いところに「願ったり叶ったり」といったタイミングで頂きラッキーでした。








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 ● 頂いた「蚊取り具」 いずれも「キンチョー」の製品です。


 それにしても、定番のぐるぐる渦巻きの「蚊取り線香」以外にも、最近の製品には火を一切使わない器具があったり、一度カートリッジをセットすると一カ月以上も効果が持続できるものがあったりといろいろです。

ブログ057 日本の夏 蚊取り線香  
にも書きましたが、自分は風流を気取り、自称「蚊取り線香派」としておりましたが・・・・・。
こういった製品を比較してみると、蚊一匹を防御するために、実に様々な工夫がなされて製品が作られているのを知り、感心する点が多いものですね。
刺されて痩せ我慢するよりは、さっそく使ってみることにしましょう。







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 ● 虫除けスプレー 「虫除けプレシャワー」。
海洋深層水使用、コラーゲン配合、マリーンの香り。
どこか、からだに優しいコピーが書かれています。







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 ● 虫除けスプレー 「蚊がいなくなるスプレー」。
1日1回使用 12時間 90日用 1080時間。外カバーはプッシュボタン・ガード付き。
「シュー」っと一吹き。効果抜群!
ただし、部屋を開けっぱなしにすると効果が望めない点が難点です。







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 ● 電子蚊取り 「カトリス」 蚊に効くカトリスシェルタイプ器具。電池使用。
粒状の薬剤が染み込んだカートリッジをモーターで回転させ拡散して使います。
どこにでも自在に使用できて、とても便利です。
部屋を開けっぱなしにすると蚊取り線香のような効果が強く望めない点と、モーター音が多少気になります。







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 ● 「カトリス使用書」、他にも「ぶた器具」などいろいろな製品が載っています。
「蚊遣り」としての容器は、すでに江戸時代に瓦陶製の「豚型容器」の遺物が出土しているようです。
電子時代にあっても、蚊取り具のイメージが依然「豚型」が継承しているようです。







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 ● こちらは、部屋で妥協!?して使っている電子蚊取り器。
つい「切って貼った」精神で、プラスチックの本体に反故紙貼りして使っています。






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 ● 「蚊取り線香容れ」
クロバー模様の抜き穴がきれいです。
この手のものは、いまでは別に珍しくありませんが、登場した当初は野外の仕事でも身につけられて使える画期的なアイディアでした。
インドを旅行中に、当時はこのような「蚊取り線香容れ」が珍しかったのか? 随分求められたことがありました。






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 ● 「蚊取り線香立て」
スタンダードなこの手の蚊取り線香を皿に乗せて使うのが一等好きです。
ただのブリキの型抜きのままでなく、縁の部分にテーパーをかけて手を切らないように配慮している一手間がよいですね。
あたりまえにみえるデザインながらも、よく考えられたかたちです。







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 ● こちらはおまけ! 『1881年頃のマラリア治療法の広告』、 エリック・シャーリン著 「図説世界史を替えた50の動物」図版より。
椅子の上での七転八倒の惨劇。 蚊一匹といえど、けっしてあなどれません!!


「蚊取り具お大臣」となり、今晩は、痒さ知らずでぐっすり安眠できることでしょう!









 
  1. 2013/09/11(水) 09:38:38|
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057 日本の夏 蚊取り線香





 昨晩は、飲んでて窓を全開にして寝たのがまずかった。足の裏、指の股、脇の間、瞼の上など蚊にやられ、ぼこぼこ状態、辛く痒い一晩でした。1匹の蚊に大の人間がてんてこまい。蚊取り線香で防げたものを、無精してしまい参々たる状態でした。

 さて「日本の夏」といえば「キンチョーの夏」というコピーの名コマーシャルがありました。緑色のぐるぐる渦巻き。今回は蚊取り線香です。


 蚊取り線香といえば、まずは誰もが思い浮かべるニワトリマークの「キンチョウ」。「鶏口となるも牛尾になるべからず」を社訓に誕生した社章が例の”トリ”マークです。元来、蚊取り線香は、除虫菊の虫除け成分に着目し、まずは粉状の粉末から棒状の線香へ、そして燃焼時間を持続するべく現在の渦巻き状態へと発展します。蚊取り線香は開発も「キンチョウ」(大日本除蟲菊株式会社)による、日本発祥の製品です。海外にも、象、亀、白鳥・・・など、いろいろな商標の蚊取り線香がありますが、やはり御本家日本ブランドの蚊取り線香は効きも良く、現地でも一目される存在です。


家では現在の最新製品、カートリッジで90日OK的な電子蚊取りも使っていますが。部屋で団扇でぱたぱたやっている生活には、昔ながらの渦巻き蚊取り線香が、線香独特の香り共々風情があって一番です。近頃では天然除虫菊使用の黄土色の製品もありますが、自分の場合は”蚊帳”同様、スタンダードな緑色の蚊取りが、それらしく好きです。


 以前、大阪の「キンチョー」本社で、蚊取り線香を見せて頂く機会がありました。
歴史のある会社らしく、自社製品のいろいろの一部を見せて頂きました。




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 ● 『ぼくは怖くない』 ガブリエレ・サルヴァトーレ監督 2003年 より
このイタリア映画の中にも数秒ですが蚊取り線香が登場します。キンチョー担当の方より「弊社商品か現在のところ不詳」との弁でした。




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 ●  『戦前の蚊取り線香のポスター』と『蚤取り粉』
蚤取り粉にはハングル表記がみられます。古い時代から海外向けに輸出されていたようです。
*<大日本除蟲菊株式会社所蔵資料より>



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 ● 上; 輸出用の棒状線香
    下; 線香立てが付いた特別記念用灰皿。なかなか見掛けない珍しいものです。

*<大日本除蟲菊株式会社所蔵資料より>




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 ● こちらも輸出用の棒状線香 「PISTOL STICKS」
これはいつ頃のものなのか? インド系のグジャラティー文字で”PISTOL”の表記が見られます。
*<大日本除蟲菊株式会社所蔵資料より>




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 ● こちらはタイで求めた「キンチョー」蚊取り線香。
一組ずつこんな素敵な小袋に入っていました。捨てられず現在CDジャケットとして転用。




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 ● 上; これは医療用のガーゼ蒸し器なのですが、蚊取り線香入れに丁度ピッタリの大きさで、蚊取り入れに使用しています。 スチール製 経150×高さ120 ミリ

   下; キンチョー訪社土産に頂いたミニ線香。 容器は100均のもの。




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 ● 上; 『タイの虫除け』 虫除けのディート成分が日本の何十倍もあり、非常に効きますが。腕時計のプラスティックが溶けてしまいそうな、非常にヤバイもの。
   中; 『ヴェトナムとタイのバーム』 バームの容器デザインは見ていて楽しいもののひとつです。ヴェトナのムバームの紙袋にはなぜかキリル文字表記がされてます。
   下; 虫さされには『キンカン』 手前は昔の瓶、元々は凍み豆腐のようなスポンジ付きのゴムキャップが付いていました。 キンカンの嗅ぐと”ガツン”とくるような強烈なアンモニア臭が好きです。キンカン嗅ぎ、子供の頃からのいけない性癖のひとつです。





  1. 2013/08/04(日) 15:27:49|
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