うちのガラクタ

古びたモノが好きです。日常の捕って付けたようなモノ・コトの紹介です。

256 土産飲み









先日フィリピン旅行をしてきた知人から、春飲みしようと誘いがあり。
久しぶりに持ち寄り軽飲みをしてみました。





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 ● 七厘を持ち出して干物を焼いて・・・・・・・・・・・・・・。

ふるさと支援基金の頂き物、アゴの干物。
このところご無沙汰していた七厘で焼いてみたら、日本酒も進みかなりヤバイでした。







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 ● サラダなんかも数種類作り!

ニンジンのラペッ、大根のヨーグルトサラダ、ヒヨコ豆のサーグ、カボチャのタルカリ。








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 ● 頂いたフィリピン土産。


日本全国ちょっとした田舎に行ってもフィリピンパブなどフィリピンのお店はあるけれど。
あらためて思い浮かべてみても、フィリピン料理のお店は、ほとんど見当たらない。
フィリピン料理屋へは、もうはるか昔に一度行ったきりで、そのとき食べたのが何だったか? 
確かアドボ?などだったような気がするけれど、味の印象をふくめとんと思い出せない。


知人に訊いても、フィリピンの食べ物は「ともかく甘い感じ」との感想です!
フィリピン料理には東南アジアの料理にかかせない、魚醤や海老ペーストの発酵系の調味料は料理に用いられないと聞きました。
ちまたにアジアのエスニック料理はありふれてはいるけれど、フィリピン料理はどうも存在感が薄い感じです。


クノールのシニガン・ミックスにはタマリンド入り、味はタマリンドの強烈な酸味が効かされているのでしょうか?

バナナケチャップは、唐揚げに付けて食べてみたけど、まさしく驚くべき甘さ。
なんというか、タバスコでのばして丁度良い味になるといった塩梅でした。

臓物がいっぱい詰まった缶詰、シシグ。








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 ● そしてパパイヤ石鹸。


こちらはお土産のパパイヤ石鹸なるもの。
紙箱のなかから、ごろんとした石鹸が無梱包で出てきました。
香りはパパイヤ然として、南国独特のどこかねちっこい濃ゆさです。
不浄なる動物の獣脂が成分に含まれているとやはり問題があるのか?
食品ではないけれど、この石鹸のパッケージにもムスリムの安全保証のハラール・マークがみられます。

どことなく、むかしの小学校の手洗い場に常用されていた懐かしの、網入りのペリカンのレモン石鹸のようなごつさで、使いごたえもバリバリといった感じです。








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 ● 団扇    椰子葉製   フィリピン   幅300×370ミリ。


染めでアクセントの模様がはいった、フィリピンの団扇も今回のお土産で頂いたもの。
掌のように放射状に葉が広がる、オウギヤシのような椰子葉は、そのまま葉茎の元から相互に支葉を編み込んでいくと、一枚の葉が自然と団扇になってしまう。

このお土産の団扇は、さらに一ひねりして扇の元の部分を装飾的に浮かせ編みしてあります。

微妙なところながらも、そんな細かなところも編組品の面白さですね。




折角ですから、今回頂いた団扇ついでに、椰子葉の団扇も持っていたなぁと引き出してみました。







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 ● 団扇    椰子葉製       190×455ミリ。

細目の椰子葉素材を、まるでゴザのように細かく網代で模様編みした団扇。
この団扇もお土産的なものでしょうか?
リサイクルショップで求めたので、どこの国のものかは不詳ながら、インドやパキスタンの映画で、この団扇とよく似たものが使われていたような気がします。








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 ● 椰子葉製の団扇、各種。


以前旅先では、嵩張るものの軽い、箒、笠、団扇など帰国時に機内に持ち込んでお土産にした時期がありました。
これらの団扇もそんな際に求めたものです。

上段は、今回のフィリピンの団扇と同様なもの、左上(産地不詳)、右上(タイ)。
タイの団扇は長柄で、巻きは一見すると共素材のようながらもプラスチック紐が使用されています。


中段は同じオウギヤシのような椰子葉でも葉の素材が少し硬目のもの。
左中(ミャンマー)、右中(カンボジア)。
押し葉にして、縁の部分を裁ち布きれや糸で纏っています。
沖縄のクバ葉団扇も、半円形ながらこのような押し葉式で仕上げる団扇です。


下段、よくある椰子の葉のイメージの葉系より支葉が対に双葉となる椰子葉のもの。
左下(インド)、右下(イラン)。
こちらは、先のフィリピンの団扇のように編んでも円状とはならず、フラッグの角状の団扇になります。
イランの団扇は硬めの椰子葉を数枚束ね併せただけの、まるで刷毛状の団扇。
こんなごつい団扇でも、ケバブー屋なんかでバタバタ煽り酷使するには、強度も結構あり向いているようでした。








南国生まれ、濃ゆーい匂いのパパイヤ石鹸、さていつ使ってみようか~!? (~o~)   







  1. 2016/02/29(月) 12:21:42|
  2. 団扇
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056 扇ぎ小僧 団扇





 夏の季節物ということで、今回は団扇です。
このところの蒸し暑さには、痩せ我慢で強がってはいるものの流石にバテ気味です。
夏のアイテムとして以前扇風機も紹介してみましたが、うちの主流は団扇です。
部屋の中では、ほとんどパンツ一丁の裸ん坊。団扇で涼をとるべく、ぱたぱたやっていますが。ときどき、この春開館した通りの先の児童館から、訝しげな視線を感じます。
別に怪しいことをしているワケではないけれど、この御時世、部屋での裸ん坊は風紀的にも宜しからざるのかも知れません。


 件の七厘の焼き物には火熾しアイテムの団扇は必需品。普段の涼をとるのと使い方も荒く異なるのか、随分と団扇をダメにしました。それでも探してみると、部屋に数枚ころがっていました。団扇のある暮らしは、イメージ的には風流なものの、なぜか雅な雰囲気なものを一つも持っておりません。本来ならば、竹で簡素に作られた団扇立てなど用いて、優雅に一夏を楽しみたい気分ながら。うちの団扇は外国のもあるためか、気分は日本の夏を通り越して熱帯アジアとなってしまってます。


 自分にとって究極といえるかたちの団扇があります。一枚の葉っぱを半割に押して作られた、沖縄のクバ扇<クバオージ>です。クバは扇状の葉をもつヤシ科の植物。このクバの葉っぱの自然なかたちを利用して、団扇以外にもナベや水くみ、柄杓を作ったり、幾分加工して笠や蓑を作ったりします。 硬い葉茎の付け根の部分はそのまま飼い葉用のヘラにしたり、更に細かく裂いて束ねて、ほうき兼蝿叩きとなったり、無駄がありません。またクバは神聖な植物とみなされているため、現代でも儀礼の時にはこのクバ団扇が用いられます。


うちのクバ扇も引っ越しの時にはあったのですが、どこへしまい込んだのか、今回は結局見つからないままでした。残念。




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 ● 上;沖縄のクバ扇  クバの葉を半割に押した半月形で無駄のない美しいかたちです。
   下;ヤシ葉製の扇子  外大辺りのバザーで求めたものだったか? 東南アジアあたりのものと思います。





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 ● 左; 韓国の団扇  紙にエゴマ油が塗られています。 495×360 ミリ
   右; 四国の渋引き団扇 とても使い易い大きさです。 415×275 ミリ




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 ● 左; ヴェトナムの竹編み団扇 柄はありません、七厘用に酷使して編み目が痛んできました。 446×255 ミリ
   右; ヤシ葉製の団扇 尖ったかたちが愛らしい。パキスタンとかインド辺りでしょうか?産地不詳。 460×190 ミリ





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 ● 左; 「ワクゴリ」団扇 友達の置き土産、プラスチック製の骨は竹骨の姿を踏襲しています。 343×242 ミリ
   中; 酒屋の暑中見舞い用の団扇 神奈川県津久井郡城山町 この女優!?誰なのでしょうか、探しています。使い勝手はスタンダードなこれが一番でしょうか! 355×235 ミリ
   右; 花火セットに付いてきた『まほうのうちわ』 突然”まほう”と言われてもねぇ~ プラスチック製 経 150 ミリ






もはや手元にないけれど、旅先で知らぬ間に団扇を集めていたみたいです。
風を送るだけでしたら、どんなかたちでも良さそうなものですが、ひとつひとつをよく見ると、実に色々な作り方があることを感じさせますね。

   以下 参考まで





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 ● 左上より右に向かい
インド    竹製 簀状で畳めます
ミャンマー  お経の書かれた布製カバー付き 僧侶用
タイ     竹編み製 市場にて購入
タイ     ヤシ葉製 僧侶用
不詳     ヤシ葉製
カンボジア  ヤシ葉製





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 ● 左上より右に向かい
インド   ヤシ葉製
タイ    ヤシ葉製
イラン   ヤシ葉製 ケバブー屋で同じものを使っていました
中国    竹編み製 非常に細かいヒゴで模様編みしています
タイ    竹編み製 これは山岳少数民族の自製品
ヴェトナム 紫色の紙の扇子




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 ● さて、一段落。ぱたぱた団扇で扇ぎながら、やはりビールでしょう!




  1. 2013/08/03(土) 11:50:39|
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