うちのガラクタ

古びたモノが好きです。日常の捕って付けたようなモノ・コトの紹介です。

055 視界良好 水めがね






 夏本番、水あそびには久しくご無沙汰ながら、出来れば海へ川へと出かけてみたい気分です。「そういえば、こんな物もしまい込んであったなと・・・」。今回は水中眼鏡の登場です。

 茶色のゴム製、どこか懐かしいゴムの匂いのする昔ながらの水中眼鏡。” 一つ眼”・”二つ眼”の二種類。来たるべき夏に備えて使おうと、真冬の骨董市のデッド・ストックものを求めました。静岡へ海水浴へ行った時にデビューさせようと荷物に忍ばせてはみたものの。いざ使おうとかけてみたら、「余りにも怪しい」雰囲気となったために結局使わずじまい。

 浮き輪に、銛など持って、こんな水中眼鏡をかけて遊び回っていた子供達の時代とは、いつごろだったのでしょうか? 少なくとも自分の頃には、水中眼鏡は、既に黒色の合成ゴムが用いられていました。掛け紐部分は、”一つ眼”のみ長さの調整金具が付いています。本体へは、平紐を穴に回して糸で固定されているといった素朴な造り。何とも安っぽい造りながらも、持てば嬉しく、きっと子供達も自分のお小遣いで買えるような代物だったことでしょう。それにしても、いまの時代まで、珍しくゴムが硬化せずに残っていたものです。




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 ● 『水中眼鏡二種』  ゴム・ガラス製  奥;140×65×65 ミリ 前;140×55×40 ミリ




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 ● 『水中眼鏡<ミーカガン>』  東京都小平市 武蔵野美術大学・民俗資料室 資料展示より

現在当たり前のかたちとなった競泳型眼鏡とまるで同じかたちをした、沖縄の海人<ウミンチュ>が漁で用いたもの。
板ガラスの使用によって、視界がいっきに拡がり。この眼鏡の登場により、在来の追い込み漁の方法も大きく変化したと云われています。




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 ● おまけ; 『あんぱんまん花火眼鏡』 紙・プラスチック製 165×80 ミリ
花火セットに付いていた、お子様用、花火鑑賞保護眼鏡(対象年齢6才以上)
こちらは水中用ではありませんが、友人との花火ごっこの忘れ形見。(捨てられず(^_^)v)





 現在、上野の国立科学博物館では『 深海 - 挑戦の歩みと驚異の生きものたち - 』展が開催中で。ダイオウイカの実物も展示され、世間の注目を集めておりますが。

以下は、何とも質朴で昔ながらの深海を再現した駿河湾深海生物館・展示コーナーの紹介まで。




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 ● 手作り感満載の深海展示  静岡県沼津市戸田 駿河湾深海生物館にて 2010年撮影
サメ、タカアシガニ、サケガシラ(魚)など、見ていてわくわくする深海生物の乾式標本が並んだジオラマ構成。




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 ● 『イソウミグモの類』  静岡県沼津市戸田 駿河湾深海生物館にて 2010年撮影
何となくSF映画に出てくる生物っぽいというか、ほとんどエイリアン的なお姿。

 カブトガニも蜘蛛の仲間に近いらしく、多分甲羅を外すとこんな姿のはずです。タイの田舎町の市場で、カブトガニの甲羅を火にかけて丸焼きを作っていたのを見ました。丁度、尻尾をフライパンの柄がわりに持って、逆さに炙ると、この蜘蛛状の脚がゲジゲジのような素早い早さで蠢いていて、かなり怖かった。最新版『遊星からの物体X』にも同じようなエイリアンが沢山登場していました。この手のもの、自分はどうも苦手なのですが、怖い物見たさで・・・スナップに残していました (;_;)。





  1. 2013/08/02(金) 16:23:12|
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