うちのガラクタ

古びたモノが好きです。日常の捕って付けたようなモノ・コトの紹介です。

041 虫かごのいろいろ



 先日多摩動物公園の昆虫館へ行ったとき、標本展示室のコーナーに『虫かごのいろいろ』と題して数多くの虫かごが並べてありました。竹籠や金網製、プラスチック製や自然素材の簡易的なものまで。昆虫採集に子供が使うようなものから、大人が虫の鳴き声を楽しむ観賞用の幾分凝った工芸品までいろいろでした。 よく見ていると、自分が持っているのとまったく同じ黄色の木枠に金網を張った虫かごがありました。そういえば、あの虫かごはどこに仕舞ったのだったかなぁと、早速家に帰ってから捜索開始。何とも用意周到に、天袋の竹行李の中から現れました。昆虫館の虫かごの方が若干角張ったかたちをしているものの、上部の蓋の具合や、留め具にヒートンが使われている点・大きさもほとんど同じでした。自分の持っている、この虫かごも、理由なくかたちに惹かれて、骨董市のガラクタの山から見つけたものです。自分が子供の頃は、既に虫かごはプラスティック製でしたので、これは一体いつ頃のものなのでしょうか?




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 ● 『虫かご』 木製金網張り 270×70×高さ140ミリ
上部の蓋はスライド式、真ん中に間仕切りあり。今回はコアラの餌のユーカリの葉っぱを添えてみました。




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 ● 『街頭で見掛けた麦藁細工の虫かご』  中華人民共和国 四川省 成都市にて、1997年8月 撮影
同じ類の麦藁細工の虫かごは、いろいろな国で見られます。日本のものは「ホタルカゴ」で知られています。螺旋状に編まれるため、このカゴとは若干編み方が異なっているようです。




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 ● こちらは沖縄の『蘇鉄の葉を編んだ虫かご』 沖縄県八重山郡竹富島にて
蘇鉄の、一本の葉幹に魚の骨状に広がる針状の葉っぱを折り返し編んで、簡易的ながらも実に無駄のない作りです。いわば、子供の草遊びの基本といえる造形かも知れません。




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 ●  こちらの褐色の直径10糎ほどの蓋付器は『蟋蟀盆(XISHUAIPON)』というコオロギの容器で瓦陶製です。コオロギ飼育のための非常に小さな水皿や、牽制させるための小棒など、ともかく細かな道具が沢山販売されていました。映画の『ラスト・エンペラー』にもこれとよく似た容器が出てきたように思います。
中華人民共和国 江蘇省呉江市同里にて、1997年8月 撮影




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 ● 『映画カメラマンの復讐』 ラディスラフ・スタレビッチ監督 1912年 サイレント 
 カブトムシのビートル夫妻、バッタのカメラマン、トンボの愛人。初期ロシアのパペット・アニメで、さまざまな虫が登場します。擬人化された不思議な昆虫の動き、ストリーはともかく映像はかなりシュールでお勧めです。







 
  1. 2013/07/04(木) 22:43:42|
  2. 虫かご
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