うちのガラクタ

古びたモノが好きです。日常の捕って付けたようなモノ・コトの紹介です。

082 うちのキョウダイ 鏡台








 先日の福生の骨董市の帰り(2013年10月13日)、久しぶりにフランスベッドの「家具の博物館」(東京都昭島市中神町)へ寄ってみました。
丁度、特別展の「鏡・鏡台 化粧道具のいろいろ」展が開催されていました。





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 ● 「鏡・鏡台 化粧道具のいろいろ」展  家具の博物館(東京都昭島市中神町)。 

 金属製の和鏡のプライベート・コレクションのほか。館蔵の櫛や簪、笄、白粉や化粧刷毛、紅などの細かな化粧用具。髪結い具。お歯黒用具に化粧盥、柄鏡をのせる式の鏡台、櫛台など豪華な蒔絵がほどこされた箱物は上層階級の嫁入り道具でしょうか。
明治期以降に板ガラスが輸入されると、今度はガラス製の鏡をのせる式や、そのまま鏡が抽斗と一体となった鏡台へと移行されていきます。
女性の化粧用具を納めた鏡台は、個人所有の専用道具に相応しく指物の高度な技術と意匠が素晴らしく。
用いられている材・杢などの木目を美しく揃え、組み合わせが見事なものが多かったです。
鏡台は更に洋式のドレッサー、そして昭和のドレッシングテーブルへと繋がっていきます。

鏡台は、現代でも婚礼の輿入れ道具として、ある地方では箪笥などと一緒に鏡台もその主要製品として含まれているのかも知れませんが。
鏡台も、鏡としての姿見は依然必要ながらも、長持などのように、家財として家具としての主要な位置づけが大きく変化しているのではないでしょうか。

鏡台は、櫛や化粧用具などの小間物を容れる什器として、細い抽斗や小さな抽斗がたくさん付いていて、整理用の小箪笥として魅了的に感じます。
抽斗好きの自分は、部屋での小箪笥として、”鏡無しの鏡台”を並べて使っています。
長らく使われなくなっていても、時に抽斗を開けるとふわりと白粉小の匂いが香ったりと、どこかしら女性の念を感じる瞬間もありますが、あまり気にせず活用させてもらってます。



以下、「うちの鏡台」(ただし全て鏡無しのため”元鏡台”ということで、サイズ表記は現状のまま)です。


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 ● その1 鏡台    345×155×高さ80 ミリ。
鏡部分は小鏡が蝶ネジで留める式となっていて背面にその為の引き戸が付いています。天板の一部にガラスが嵌め込まれています。これ式が量産されたようで、ときどき似たものを見かけます。元来はクリーム色と黒色の塗りで何ともいえない花柄模様のデザインでしたが、塗装はし直して金具もまったく違うものに換えて使っています。





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 ● その2 鏡台    480×260×高さ160 ミリ。
抽斗の底板が紛失して壊れていたのでリペアーしました。虎斑杢が美しく角も微妙な曲面をもった作りです。元来の鏡は長めの姿見が付いていました。





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 ● その3 鏡台    310×420×高さ320 ミリ。
うちにあるもので一番古い式の鏡台です。天板の穴に鏡架を立て柄鏡を掛けて用います。
鏡架は紛失していましたが、中に網袋と、奉書紙に手書きでかかれた嫁入りのための家訓が入れられていました。この手の式は、座って姿を見る邪魔にならぬよう抽斗を横にむけて用います。はじめはしばらく鬢付油の匂いが残ったままでした。





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 ● その4 小引き出し   325×285×450 ミリ。
これは化粧用具容れに用いられた引き出しでしょうか。白粉の匂いが残ります。
裏の背板は合板ですが、その他は無垢財です。縁回しは黒柿、つき板は栃と唐木でしょうか? 欠損していた部分を一部修理してみました。





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 ● その5 鏡台      500×210×高さ210 ミリ。
ほかと並べると杢が強すぎるので押入の棚に納めて使っています。





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 ● その6 鏡台      485×230×205 ミリ。
つき板は栃でしょうか? ニコニコ堂の主に「鏡がないけど鏡台です」と勧められて購入しました。縁周りは後で別色に塗りました。





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 ● その7 鏡台      577×255×255 ミリ。
昔、大ゴミの日に、鏡がとれて捨てられていたものを、もったいなく思い拾ってきました。
下と右下の金具は、本来は鏡を固定していたネジ金具を代用しています。
まずこれを最初に拾ってきたのが抽斗好きに目覚めた要因といえます。





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 ● うちでは、このように壁一面を抽斗状態にして使っています。



整理できる抽斗はたくさん?あるものの、あとは適当に詰め込むばかり。
整理整頓の域に達する間もなく、部屋のなかがガラクタで溢れていきます。嗚呼 (=_=)。






  1. 2013/10/14(月) 22:30:48|
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016 詰め込み教育の賜物  抽斗の中身

 ショーケースの抽斗や、図書館のカードケース、漢方薬屋の藥箪笥、抽斗が沢山並んでいるのを見るだけでわくわくします。押入や、天袋、箪笥、小抽斗、戸棚など・・・見ると。きちんとしっかり整理整頓が出来るぞ!と脳に指令を運びます。

 しかしながら自分の場合の実情は。何でもかんでも詰め込んで、ものでいっぱいになって抽斗が開かない、取り出せない。そんなトラブルで、しばしば慌てふためきます。

 インテリア雑誌のカリスマ整理師や、主婦の知恵による整理術、ビフォー・アフター。これで収納効率2倍を確保、生活も断然楽になること間違いなし。ただ自分の場合、小学生の頃から、学習机の抽斗がおもちゃ箱状態。テストの前は注意散漫になって、気が付けば肝心の勉強どころか、柄にもなく抽斗の中を片付けて気持ちを落ち着かせようとしたことも多々ありました。試験前の一夜漬けと同じく、そのときはどうにか抽斗の中もすっり片付き凌げるものの、いくらか時間がたつと、また、元の木阿弥状態。大人になった現在も、三つ子の魂百までも・・・の例に漏れず、すっかりこの性格を引きずってしまったままです。ものが適度に散らかっている方が、どこかこころの依りどころを感じ安心する性格です。

 そして、極めつけの雑然抽斗は、ステーショナリーなどを入れた文具抽斗と、塩や胡椒、スパイスなどを瓶ごとぶち込んでしまっているスチール抽斗でしょうか。ありのままの自分を示したく、この度紹介しようと写真を撮りましたが。やはり、改めて見直してみると余りにも酷いんで(勿論サマにならない状態)人前に出さずに、今回は割愛とさせて頂きました。


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 ● ガラスの氷コップは、戸棚に収まりきれず、抽斗に仕舞うはめに・・・。



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 ● 鏡台の浅抽斗(茶色の抽斗4点)

 木の実や、石ころ、焼き物の破片など、無作為に拾ってきては抽斗の中に、ポイしてます。まるで、カラスの巣作り状態です。
 雑然としていても、上から覗くと、どことなくの額縁効果。標本箱っぽく見えるから不思議です。



  1. 2013/05/21(火) 21:07:11|
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